Dr.STONE 13巻の感想とキャラクター重視の物語について

少女☆歌劇 レヴュースタァライト』の劇場版が楽しみな二シ満塁です。

テレビシリーズ、またYoutubeで公式無料配信し始めたので、観て。

https://youtu.be/pFCgymerU6I

 

 


今回は『Dr.STONE』の単行本13巻についての話。

 

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HUNTER×HUNTERを除いて、今、週刊少年ジャンプのマンガで一番楽しみにしてる連載がDr.STONEです。

 

宝島に上陸という、新章開幕を迎えた前巻。

 

シリアスに偏っていくのかと思いきや、コハクちゃんメイクアップ作戦を始め、宝島捜索をスパイコメディに仕立てることによって、少年漫画の読みやすさは変わらず維持。

 

もちろん科学発明も織り交ぜながら、科学王国の進撃は続きます。

 

やっぱり、相変わらずテンポがいいですね。

 

 

ドクターストーンの場合、全人類(地球上)石化という、これ以上ないほどの困難を初っぱなに設定していて、この問題の解決をゴールとするなら、それまでに発生する問題はサクサクと解決していく方がいいと思います。

 

つまり、今のテンポのまま突っ走って欲しいと願うばかりです。

 

本巻で明らかになったのは、石化現象の有効範囲(の一例)。

この石化現象も科学的に、何かしら筋の通った理屈として描くのでしょうか??

今後に期待です。

 

 

そして、僕のお気に入りキャラ、龍水が石化するその瞬間までもかっこよかったことが、明確に描写されましたね。

 

ほんとに龍水かっこいい……。

 

ソナーマン羽京くんも科学王国の命を繋ぐファインプレーを魅せてくれました。

 

ドクターストーンって物語が爆裂に面白いマンガだと思うんですけど、キャラマンガとしても成立してるところが、素晴らしいです。

 

作画を担当されているBoichiさんの絵が、ドクターストーンという物語に圧倒的な説得力を持たせていますよね。

 

Boichiさん自身も科学の知識が豊富だそうで、科学クラフトの描写にも抜群の安定感があり、ギャグテイストのシーンでの物理法則を無視した描写も完璧。

 

稲垣理一郎さんとBoichiさん。まさに科学同様、「クッソ地道な努力」が結実した傑作です。

 

 

キャラの話に戻ると、男がかっこいいマンガ好きなんですよね。

鋼の錬金術師』とか『ドリフターズ』とか。

 

たしか、奈須きのこさんが、「物語よりもキャラが重視されるようになった」的なことをどっかで言ってたと思います。(違ってたらごめんなさい)

 

まさにその通りだなと思うことが多々あります。

 

昨今のFGOの超絶人気も、そういった影響が少なからずありますよね。(FGOのストーリーがつまらないと言っているわけではありません)

 

アベンジャーズ』なんかも、その類いかなぁと思ってます。

MCUはドラマシリーズを除いて、映画は全部観ました。たぶん。

あれってドラマシリーズで物語の補完をしてるんですかね?

エンドゲームまで一連の流れは観ましたけど、「物語」が面白いとは、正直言えないと思うんですよねぇ。

 

 

マーティン・スコセッシ監督の発言も、けっこう頷ける部分が多いなあと思います。

もちろん、シネマに何を求めるのか、によって千差万別の答えが存在するので、何が正しいとか、間違ってるとかは議論するだけ不毛ですけど。

僕にとっても、マーベル作品の多くは、「僕がシネマに求める何か」が欠けているんでしょうね。

 

といっても、スパイダーマンシリーズはめっちゃ好きですよ!!

ファー・フロム・ホームも良かったですし、トムホスパイディがかっこいいですよね!

Blu-rayも予約済みです。

 

そうそう、『スパイダーマン スパイダーバース』の続編に、東映スパイダーマンが登場することが、ほぼ確実になったようですね。

楽しみです。

 

 

話が逸れまくりましたが、Dr.STONEめちゃ面白いよねってことです。ええ。

 

では、また。